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しばしば見る悪夢がある。 毎回相手は違う、大抵は女性だが幼稚園児から老婆まで年齢はバラバラだ。男性のときはおおむね40代後半くらいのことが多い。 そいつが私の前に立って、傘の先端でゆっくりと突いてくる。という夢だ。 さきっちょがプラスチックではなく金属の、比較的長めな……ちょっと値段の高い傘によくあるやつだ。それで突かれる。 とはいってもやたらに突き刺してくるわけではなく、左肩の内側、鎖骨の下あたり。そこにゆっくりと僅かに回転させながら捻じ込むように突いてくる。力もそれほど強くない、痛いことは痛いが「痛いっ!」よりも「ちょっと、なんか……痛い」程度の力で捻じ込まれる。 そんな夢を10代前半の頃から数ヶ月に一度ぐらいの頻度で見ている。 これを悪夢だと思っているのは、べつに傘で突かれるのが痛いからではない。 夢の中で私は傘で突いてくる相手に、その行為を毎回とがめる。 普通に「やめてください」と言ったり、「やめろ!」と激昂したり、無言で振り払ったり。時にはニコニコと笑って諭したり、いきなり歌いだしたり、ダッシュで逃げ出したり……これも千差万別で、相手によって傾向が変わるわけでも無い。 ただそうすると、相手は非常に困惑する。落ち着きがなくなり、うろたえ、遂には声を上げて泣き出してしまう。 私はどうして良いか解らずおろおろし、まるで自分が泣かせたようで周囲の目が気になり、かといって傘で突いてきた相手が悪いんだからなんで私がおろおろさせられるのか!と腹が立つ。 そしていよいよ自分がどうしていいのか、まったくわからなくなってしまう。 その時、ものすごく怖くなる。どうしようも無いのに、自分のせいでもないのに、酷く悪いことをしたようないたたまれない気持ちになって立ち尽くすことしかできなくなる。それが怖い。だからこれを私は悪夢だと思っている。 しばらく泣いた後、相手が立ち去ることもあるし、自分が立ち去ることもある。 だがそうなると立ち去る相手の後を「自分もそっちにいかなければならない」とついて行くことになる。もしくは自分の行く後をその相手がひたすらついて来る。そのどっちかだ。 どっちにしろ私は「また同じことが起きたらいやだな」と、非常にもやもやしたまま、歩き続ける。 そうして気が付くと起きている。 この悪夢を見るのは本当に脈絡が無い。体調が良くても悪くても普通でも、熱くても寒くても丁度良くても、早寝夜更かしいつも通り、いっさい自分の状態とは関係なく、不意にあらわれる。そしてその悪夢を見たからといって、特に何があるわけでもない。 私はこの悪夢を、「不安」の象徴だと思っている。
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by SpankPunk
| 2019-01-17 23:39
| 雑記
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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ アニメ編 ・1作品につき上限1話 ・思いつき順。順位は付けない ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 『宇宙よりも遠い場所』 第9話「南極恋物語(ブリザード編)」 入院中に病院のベッドで見ていたのを思い出しますね……。 第11話のざらざらしか人間関係とその決着も非常に良いのですが、そこに繋がる先触れとしての「ざまあみろー!」回が好きです。 いやぁ『若おかみは小学生』の劇場版は素晴らしかったですねぇ。テレビアニメ版も大変に素晴らしい出来で……劇場版とテレビアニメ版の微妙な描き方の違いがまた、それぞれの作品が持つ輪郭をくっきりさせるのがまた良いんですよ。 第16話でおっこの見せた「自分の傷すらも、女将としての養分にする」という決意と強さ、そしてその在り方を問われ「自分は今それを幸せに感じている」という自分の発見。その中で紡がれる「仕事」を仲立ちとした友情。 ギャグアニメって、本当に良いものですね……『ゴクドルズ』も非常に良かったのですが、総合力でこっちかな。と。ていうか『ゴクドルズ』がアイドルものとしての文脈が混じるので単体での評価が難しいのよ……。 6話が全体を通して一番バランスが取れてる気がするので、これで。 今年キャラを一新して新シリーズとなった『ここたま』ですが、1期2期のこころちゃん編では九十九神としての「永遠」が描かれる場面が多かったですが、この新シリーズのはるか編では、存在しているものはいつか必ず失われるという「終わり」を強く意識した作品に変わっており、テイストは同じなのに描くテーマは真逆というすさまじいことをやっているのです! メインここたまで最初に登場したここたま・リボンが「彼女だけたまごの殻を持たない」という「幼さを失ってしまった」設定になっているのもその一旦でしょう。 その中でも「幼少時代から祖父に連れられ通っていた喫茶店の閉店を見送る」という、実に新シリーズらしい一話がこれです。 同じ(?)怪奇生物枠として『鬼太郎』があるんだけど、良い話が多すぎて選びきれず放棄した結果からの『邪神ちゃん』。 いやでもこれOPの歌詞で設定を説明した上で、いきなり日常から始まるっていう異常性と速度感、これは凄いこと、凄いことですよ! まぁそもそも押切先生の大ファンなのでもうどうしようも無いのです。 その上、リアルタイムで「この時代」を通過してきたゲーマーとして、ゲーム画面が映っていることだけでもう勝手にはらはらと涙がこぼれて…… それとは別に「日高ちゃんとイベントが起きると、必ずそれよりも強いイベントをねじ込んでくる大野」という、『ハイスコアガール』システムのエゲツなさよ。 30分で動いていい感情の量ではないでしょ!? と思えるぐらいに話がダイナミックに進行しているのに、それに違和感や無理矢理さを感じさせないのってすげぇなぁ というか『ゾンビランドサガ』は全部良い。だからその中から一つ選ぶなら、ガツーン!とやられた2話で。 『シンカリオン』本当に凄い。こんなに凄くてこんなに良い作品を1年間見れて嬉しい。 特に「女子小学生Youtuber」という飛び道具みたいな設定を与えられた、シンカリオンのパイロットですらないキャラクター・上田アズサが、ここまで、ここまで!重要な意味を持つようになるなんて……あー良いなぁ、シンカリオンすごく良い。 無限の命をもつ者が言う「花はすぐ枯れてしまうから好きじゃない」。それはわずか100年たらずの生命しかもたない人間にとっての「花火」のようなものかもしれない。 それでも私たちは花火の美しさを喜び、それを誰かと分かち合ったりする。そこにある記憶は、寿命の長さに、観賞されるものにすら左右されない。 そんなことはきっと無限の命を持つ吸血鬼にとっては自明だろう。ならなぜ彼女は「花」を好まないのか。 棺桶で眠る人物へ贈られる「花」。それは永遠の別離へ手向けられる気持ちのあらわれであり、不死者を死者に変えるものである。だから彼女は「花」を好まない。 しかし『吸血鬼さん』のOPで贈られる花束、これは永遠の別離を示すものではない。親愛の証としての「花」である。 吸血鬼が知る「花」は一つだけ、別離の意味だけを持つ。 しかし贈られる「花」が示すのは二つの場面、別離と親愛だ。その「親愛の花束」を知るのが、この7話なのである。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ マンガ編 ・1作品につき上限1話 ・思いつき順。順位は付けない ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 風邪で死んでるので漫画編は簡易コメントです。 次に来るギャグ漫画家は、伊原大貴です。間違いなく。 『ブルーストライカー』第1巻 原作・柴田ヨクサル/画・沢真 片や「元戦隊俳優がストリートファイトに巻き込まれる」、片や「本気で仮面ライダーになりたい異常者の元へホンモノがあらわれる」。どちらもヤバイ。 バイクを愛せば愛するほど、神が応えなくなってしまう。でもそれは奇跡なんかを信じないからこそ「走る」ということでもある。 バイク好き好き。 パンデミックの始まり、混乱、絶望を踏み越えて進む先。それを全3巻で描き切った名作。 だって、知るかバカうどん先生だから だって、宮崎夏次系先生だから リアル寄り現代忍者って時点でもう面白い。 「目つきの悪い女の子」フェチでもあるのです、私。 山月記からの、送るライム。震えた。 最高。
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by SpankPunk
| 2018-12-29 14:49
| 雑記
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『アニメクリティークvol.6.5β ペンギン・ハイウェイ/文字と映像』 「作中での「ぼく」と「お姉さん」の邂逅とは、つまり「わたし」と「作品」の関係を仮託したものである」 という読み取りから現実と虚構の交わりが起こるとはどういうことか? その時には決して現実だけが優先して語られるべきではない、なぜなら現実と虚構の存在としての強度は「同じ」だからだ。 というようなことを書いています。 おそらく『SSSS_GRIDMAN』の読み取りにも援用できるのではないでしょうか。 よろしくお願いいたします。 『アニバタVol.18 [特集]バンドリ!&岡田麿里』 ブース:3日目 S11b 『歌えない私/歌えるあなた、飛べない私/飛べるあなた――あるいは置き去りにされた身体について』(バンドリ論) オーデションで不合格になることで描かれた「失敗すること/失敗すらできないこと」という部分から、「虚構における身体」について考察しています。 また『バンドリ』のストーリー原案である中村航の小説を、2017年に実写化した映画『トリガール』に現れる「失敗できること」という構造から、むしろ「失敗できる虚構の身体」の優位性を述べました。 『トリガール』超面白いので、まずはそれを観ろ! 『そのキズに触れるための、虚構の手について』(キズナイーバー論) 震災によって生まれてしまった「断絶」から、私たちは他者との関わりにどう想像力を持って立ち向かうべきか?という問いを、『キズナイーバー』から読み取っていきます。 そこから2018年現在の在り方として『ゆるキャン△』で描かれた「適切な距離感」についての考察をしています。 ついでに 合わせて、今年だした電子書籍 『あのすぱらしい愛は 4th of Will――すぱんくtheはにーアーカイブ2016~17』 細かい案内はこちら Amazon Kindle版 と epub版を で販売しております。 #
by SpankPunk
| 2018-12-28 21:08
| 告知
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一昨年は「すぱちゃんお休みしゅる!」宣言からの、本当に「なにもしてない」期間あって寄稿数が少なかったため、お休みしていましたが。 今年! 2016年~17年の2年分をまとめて!同人誌に寄稿した論考等をまとめたものを、刊行いたします。 タイトルは 『あのすぱらしい愛は 4th of Will』 です! 4冊目の電書ということで「4th」、フォースっていったらあのピッチスペルを思い出すよね! というわけでこのような表紙でございます。 アイスエイジ・アライアンスブロックでポストからトークンを毎ターン出していた日々を、懐かしく思い出しますね…… それと寄稿したものとは別に 今年2月、脳出血をわずらい入院をしました。 その影響で体には障害が残り、いまだに仕事へは復帰できておりません。 その入院中に色々思ったこと、それがこういった批評を書いている自分にとってとても重要な転換……いや、転換じゃあないな。実証?実益?みたいなものに繋がりました。 その時のことをきっちりお伝えしたいと思ったので、今回は入院中に書いていた日記を、書き下ろし(?)のおまけとして掲載させて頂いております。 正直、誰かに見せるつもりで書いていたわけではないので、恥ずかしい部分もあるのですが……お手柔らかによろしくお願いいたします。 【掲載論考】 ・離散する孤児たち(オルフェンズ) --『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』論 初出:アニメクリティーク vol.1.5 岡田麿里2012~2016/〈時〉をかけるアニメ 特集号 ・傷ついたのは誰の体?--延長された身体と、その消失。あるいはバイクに乗れ!バイクに! ――『ガールズ&パンツァー』『ばくおん!』論 初出:アニメクリティーク vol.4.5 ガールズ&パンツァー総特 ・死なないアイドルの殺しかた――自然主義的フィクショナリズムと繋がる生命の行方 ――『アイカツ!』『映画 仮面ライダー1号』論 初出:PRANK! Vol.3 Side-A 水島精二評論集 ・「みんな」が神を殺すとき――信仰の作用、あるいは神罰について ――『ラブライブ!』論 初出:アニバタ Vol.15 特集:ラブライブ! ・Nameless life, Nameless fortune ――『君の名は。』論 初出:アニメクリティークvol.5.5 新海誠/君の名は。総特集号 ・KIDS in HER 第3回 ここたま・ノワール48℃ ――キッズアニメ時評 初出:ビンダー 4号 特集:高畑勲 ・形のないものに手を伸ばせ ――『聲の形』論 初出:アニバタVol.16 特集:聲の形 ・アニメーションに救われて――“不”条理ギャグ、“未”条理の自己組織化、条理というエラー ――『ヘボット!』『おそ松さん』論 初出:アニメクリティークvol. 5.0 アニメ化する資本・文化・技術/作画アニメ×ギャグアニメ特集 ・シン・ゴジリオン――祝福される/記念の印としてのゴジラ ――『シン・ゴジラ』『ジョジョの奇妙な冒険』論 初出:PRANK! Vol.4 エンターテイメントの臨界点 ・パークの中心で愛を求めた獣(セルリアン) ――『けものフレンズ』論 初出:アニバタ Vol.17 特集:けものフレンズ ・消える花火を見えないまま繰り返して。――置き去りにされた現実の私、生き続ける虚構のあなた ――『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』『ヘボット!』『serial experiments lain』論 初出:アニメクリティークVol.7 声と身体/ 松尾衡×機動戦士ガンダム サンダーボルト ・そして死ぬためのアナザーワン VR・偶然・複数の私 ――『伊集院光のてれび』『The video game with no name』AR、VR論 初出:PRANK! Vol.5 AR/VR 現実を拡張・仮想せよ! ・KIDS in HER 午前4時のスナックパーティー ――キッズアニメ時評 初出:ビンダー 5号 特集:オカルト ・唯銘秘術書――新しい魔術のために ――魔術書 初出:ビンダー 5号 特集:オカルト ・その手にキセキを ――『プリティーリズム ディアマイフューチャー』二次創作小説 初出:プリティーリズム ディアマイフューチャー合同誌 Prism of the Sun ・入院中日記 ――書き下ろし なお今回は販売先を、前回と同じくAmazon Kindle版 と epub版を で販売しております。 Kindle版はスマホからでもアマゾン公式アプリで購読が可能となっております。 またepub版なら(例えばcalibre - E-book managementなどを使って)簡単に読むことができます。 価格はどちらも300円!今回は2年分入って超お値打ち! あなたの買った一冊が、私の明日を生きる希望になあります。 どうかよろしくお願いいたします。
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by SpankPunk
| 2018-12-14 22:04
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今年も秋の文フリがやってきましたよ! つってもまぁ寒くて秋感もすでに無いですが、11/25の文学フリマ東京にて『ビンダー』新刊に寄稿しております。 『ビンダー Vol.6 特集:ファミコン』 ブース:ク-11 『ゲームやろうぜ!――すべての起こりは「記号」だったのだ、と』 記号論というかゲームに対する人間の「認知」の話を書いています。 ゲームのグラフィックを評する言葉の一つに「リアルな映像」という言い回しがあります。 しかし、この「リアル」とはどういった意味でしょうか? 現実と混同するような、綿密に書き込まれた、細かいディテールが正確な……それぞれが思い描く「リアル」は一様ではありません。 それに「リアルな映像」ってプレステ2でも3でも4でも、そう言われるタイトルはありましたよね? でもそれぞれの映像は当然違う。 なら私たちは、何を基準にそれを「リアル」と評しているのでしょうか? そういった疑問に答えつつ、ファミコンのグラフィックは「何を描いたのか?」ということを論じています。 「人間の眼は、ゲームに追いつけていない」 そういったメッセージを受け取って頂ければ幸いです。 と夏コミで既刊のもを 『アニメクリティークvol.9.5 リズと青い鳥 特集号』 『girls, dance, curtain call —切り離され、繋げられる観客について』 『Nowhere and Everywhere at the Same Time No.2』というアート作品がとても好きです。 幾つもの振り子が揺れる中を、振り子に触れないように歩いて通過するっていうこの作品。本来ダンサーではない人物がその中を通過することで、振り子に合わせて立ち止まり、体を捻り、少し跳んだり、前後にタイミングを取ったりして……その姿はまるで彼らが何らかの振り付けに従って踊っているように見える、っていう。 歩いてる人たちは至って真面目で、それを「見る」私たちの眼がそれを「ダンス」に変えているのです。 虚構を覗き込むとき、私たちの眼はそこにいる非実在の人々の何でもない挙動を、勝手に「ダンス」にしてしまっているのかもしれません。 夢中でその中を覗きこんでいる間、一体何から切断(disjoint)され、終わった瞬間何と接続(joint)させられているのかでしょうか? 『アニバタVol.18 [特集]バンドリ!&岡田麿里』 ブース:ク-17 『歌えない私/歌えるあなた、飛べない私/飛べるあなた――あるいは置き去りにされた身体について』(バンドリ論) オーデションで不合格になることで描かれた「失敗すること/失敗すらできないこと」という部分から、「虚構における身体」について考察しています。 また『バンドリ』のストーリー原案である中村航の小説を、2017年に実写化した映画『トリガール』に現れる「失敗できること」という構造から、むしろ「失敗できる虚構の身体」の優位性を述べました。 『トリガール』超面白いので、まずはそれを観ろ! 『そのキズに触れるための、虚構の手について』(キズナイーバー論) 震災によって生まれてしまった「断絶」から、私たちは他者との関わりにどう想像力を持って立ち向かうべきか?という問いを、『キズナイーバー』から読み取っていきます。 そこから2018年現在の在り方として『ゆるキャン△』で描かれた「適切な距離感」についての考察をしています。 #
by SpankPunk
| 2018-11-20 14:12
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