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・強い言葉とカウンター 『Gレコ』では後半にいくにしたがって、前半で発せられた言葉に対する打ち返しが発生している。 それは第1話のアイーダが言った「世界は!四角くないんだから!」というセリフが、第19話ではアイーダの世界の認識に対して「アメリアではそう教えられたのですか」と、アイーダ自身が「世界を四角く」見ていたことに気付かされる。 あるいは第3話でのクンパ大佐が発した「神にでもなれるような方だったのかな?」というカーヒル大尉評を咎めるような発言は、第22話でクンパ大佐がキャピタルアーミーや戦場を御しきれなくなったことで「事態は私の思惑など、とっくに乗り越えられています」と開き直ることしかできなくなった状況としてカウンターされている。 また第2話でアイーダが「Gセルフです。私がつけた呼び名です」は、第23話においてラライヤ「名前で勝てたり、生き残ったりします?」ノレド「名前なんて希望でしょ?名付けた人の保証じゃないよ」と打ち消されてしまう。 それは言葉だけに限らず戦死者や、クンタラとレコンギスタの扱いにも表れている。 カーヒルの激しい打撃に対して反撃したGセルフのビームライフルや、デレンセンが「強かった」からこそ反射的に動くことで手加減の余地すら与えられずに撃墜されていく。 あるいはロックパイが「あのなぁ!元々の出力が、地球人のモビルスーツと違うんだよ!」と自分のパワーが強いことを宣言した直後に戦死している。 そしてクンタラである、という被差別意識が強く暴走することがマスクの暴力性に繋がり。 自分たちが「地球から追い出された」者だという意識があるから、それに対抗しようと月や金星の人々は地球への「レコンギスタ」を強く求めるようになる。 (これが火星や木星のような太陽系の”外側”であったならもう少し被害者意識は少なかったかもしれない) とにかく『Gレコ』では、強い言葉や強い力には必ずカウンターが当てられるようになっている。 ・宇宙にある海を夢見ること、そして独りで立つこと それがどういうことか?というと、つまり「今ここにあるもの」に対して尻馬に乗るような態度(キャピタルに入り込んでアーミーを作ったクンパ大佐とか、ジット団と手を組んだマスク部隊)とか、あるいはそれに反対するような態度(クンタラである被差別意識からベルリに憎しみを抱いたり、地球から追い出された被害者意識から強引なレコンギスタを決行する)は、必ずカウンターが発生し、それはつまりそこで「戦争」が起こるということだ。 つまり「戦争」を避けることは、「今ここにあるもの」を利用したり、それに強く反対したりすることではなく、「今ここに”ないもの”」を見つけたり作り出したりすることでしか達成できないということなのである。 それを表しているのが第19話でベルリが叫んだ「宇宙にある海の夢といったものを見つけ出して欲しいんです!」という言葉なのである。 地球にある海を取り合ったり、そこに回帰するための強引なレコンギスタでもなく、「今ここに”ないもの”」である「宇宙にある海」を想像することや、そういったものを夢みること作り出すこと、そして見つけ出すことによって 利用したり反対するのではなく、新しく何かを始めることが戦争を避けて人々が生きていく希望だという想いが表れている。 それは「何ものにも頼らない」という意味で真の自立であり(そこにはウィルミットからの親離れ・子離れの意味も多分に含まれているが)「Gセルフ(セルフ=自立)と名付けられた希望」の到達点なのである。 だからこそ最終話のタイトルは『大地に立つ』になるのであろう、と思うのである。
by SpankPunk
| 2015-03-25 22:44
| アニメ
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