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10年以上バイクに乗ってはいるんですけど、ほとんど自分の手でいじったこと無いんですよ。 というのもずっと乗ってたバイクが、既にある程度カスタム済みの中古車だったので触る必要が無かったのです。というか日常点検もまともにしてなかったのに大きなトラブルも無くて……なんだろう、愛が伝わっていたからかな!オカルト整備! しかしその愛車もいい加減限界がきていたので、今年新しいものに乗り換えたのですが、それの調子があまりよろしくないのと、ほぼノーマルの状態だったので「むしろこれはバイクのいじり方を覚えるチャンス!」とポジティブに受け止めることにしました。全然泣いてないです、楽しい!バイクいじるの楽しい! ということで、まずは簡単なものから覚えていこう。簡単=失敗しても致命的じゃない、というのが大事。 たとえばいきなりキャブレターとかに手を出した結果「カスタムも出来ず、元のパーツにも戻せず、にっちもさっちもいかなくなる」という事態が起きる可能性は、今の自分のスキルだと結構高い。ので安全な部分から触っていくことで段々とステップアップしていこうという目論見です。 ということで今回は「ステップの交換(バックステップへの変更)」から! なんでステップを交換するのか? 私の乗ってるヤマハSR400は生産時期の違いでざっくりと1型(1978~84)2型(~01年)3型(~08年)4型(現行モデル)と分かれるのですが、私が元々乗っていたのが2型で今回乗り換えたのが3型に相当します。 で、この2型と3型はステップの位置、つまり「足を乗っけるところ」が違います。2型はちょっと後ろ寄りの「バックステップ」3型は「フォワードステップ」と一般的に言われたりする位置になってます(1型および4型もフォワードステップなのと、他の車種でスポーツタイプでないものはこの位置にステップがあることが多いので、たぶんこっちが標準的)。 正直ノーマルのSR400ではどっちにしたところ大きくは変わらないのですが、バックステップだと1点だけ面倒なのがエンジンをかける際にステップを畳まなくていけなくなります。つまり手間が増える。 わざわざ手間が増えるバックステップに交換する意味あるの?と聞かれれば、こう答えるしかない 「ないねぇ……」 それでも交換するのは、ずっと2型に乗っていたせいでバックステップの位置を体が完全に覚えてしまっていて、油断してると時々足を踏み外すから……といのが20%くらい。あとの80%は「そっちのほうがカッチョイイから!」。 来いよベネット!利便性なんか捨ててかかって来い! うるせー!便利な乗り物が欲しかったらクルマ買ってんだよ! あと最終目標としては「カフェレーサー風」にしたいので、その第一歩だということで。 ということで 10インチレンチ並べ忘れてた。あとなんだか穏やかじゃないものがありますけど、これは がハンマーになっています。 言っても私は非力なので、まともに止めてあるナットを腕力では外せません。なのでレンチを当てたらこのハンマー部分でガッツンガッツンブッ叩くことでナットを緩めていきます(ついでに最後の増し締めも、これで締める方向にガシガシブッ叩いてやることにします)。 さてステップは左右あるのですが、まずは右側から!右側はステップとそれに合わせてリアブレーキのペダルを交換しなければなりません。 先にも述べたように「致命的じゃない部分」からいじっていく……と考えたら「いやいやどう考えてもブレーキ大事でしょ?」ってなるところですが、バイクのブレーキは《右手:フロントブレーキ》《右足:リアブレーキ》なので、ここが何かぐちゃぐっちゃになってしまっても最悪フロントブレーキが生き残ります。そしてフロントブレーキさえあればバイク屋までは行けるので、本当にどうしようも無くなったら泣きつけることができる!つまり致命的じゃない! 一方で左側はシフトペダルがあるので、ここがダメだと「シフトチェンジできない→バイク動かない」なので即死!となってしまうので、右側からやっていきます。 というか今調べたら本当はロッド部分も交換しないといけないみたいだったけど、普通に動いたのでとりあえず保留。 写真を撮る位置を揃えるとか、そういう発想はまったく無かったよね。 続いて左側 フォワードステップ時はシンプルなシフトペダルだけど、バックステップになるとなんかゴチャゴチャした感じになってよくわからんぞコレぇ……と4、5回付け直してようやく正解を見つけました。 だから位置さ。 ということでリアブレーキのロッドは手付かずですが、何とか交換できました。 次はマフラーをキャプトンにする予定! ************************** 上の方で「便利な乗り物が欲しかったらクルマ買ってんだよ!」と言ってますけど、確かにバイクは不便です。 こっから先は私の完全な妄想なので、「いやそんなことないよ!」と思っても「ああ事故で頭を強く打ったんだな」とか思っていてくれると嬉しいのですが 今クールになってから「『ばくおん!』を見てバイクに乗ろう」とか時々ツイートしてますが、たぶん「『ばくおん!』を見てバイクに乗ろうと思いました」って人はほぼゼロだと思います。ていうか人は普通バイクに乗らない。 『ばくおん!』がどうとか以前に、バイカーがどれだけ「バイクに乗ろうぜ」と誘ったところで、バイクに乗り始める人はほぼ皆無です。 なぜならバイクには「乗る理由」というものがそもそも存在しないからです。 暑いし寒いし濡れるし五月蝿いし虫とかとガンガンブチ当たるし頑張っても2人しか乗れないし不安定だし不安定なくせに事故ったときのダメージはデカイし周囲の眼は未だに厳しいし、冷静に考えれば考えるほど「乗らない理由」は無限に思い浮かんでも「乗る理由」なんて一個も無いのです。 よく言われます「自転車でいいじゃん」「クルマでいいじゃん」。そうですバイクできることは他のもっと安全な方法で代わりがききます(いや実は私は、バイクに乗れるのですが自転車に乗れないので「自転車は無理!!!!」なのですがw)。 だったらなぜ私はバイクに乗るのか。 そんなことはこっちが聞きてぇよ、バカ野郎!! なんで私はバイクになんて乗ってるんだ? たった一つだけ解るのは、「バイクに乗るのは楽しい」ということだけです。楽しいんです、楽しい理由なんかよくわかりません。ただ毎日キックしてエンジンをかけてギアを1速に入れてアクセルを回してクラッチを放すたびに、「楽しい」と感じるんです。 大学を卒業できたのは通学のバイクが楽しかったから、毎日憂鬱な仕事に行けるのも通勤のバイクが楽しいから、休みの日に出不精の自分が玄関から出れるのはバイクに乗りたいから。もうなんか覚醒剤と変わらない気がしてきた……。 でも少なくとも覚醒剤よりは合法!安全性も僅差で勝利! だからバイクに乗ろうぜ! と、言ってみたところでたぶん「よしじゃあバイク乗ってみようかな!」と思う人は、やっぱりゼロだと思います。 ただバイカーはたぶん「でも絶対乗らないでしょ?」と思ってるから、安易に「バイクに乗ろうぜ」と言っているのだと思います(少なくとも自分はそう)。 なぜならバイクに乗ると死にます。死ぬ確立が跳ね上がります。だから「乗らない理由」が無限にあることを知ってる私は「でも絶対乗らないでしょ?」と思って安心して「バイクに乗ろうぜ」と言っています。 だからいざ「よぉし、じゃあ免許取るわ!」とか言われると滅茶苦茶に狼狽えますw だって「バイクに乗ろうぜ」って言えるような相手に、しかもそれで「じゃあ乗る!」ってなってくれる相手に、死んで欲しくはないからです。「えっ、おっ、マジか!!………………え?マジで?」みたいなリアクションになる、ていうかなりました。 そしてそれはとても嬉しいことです。バイクに乗る目的なんて自分でもわからないけど、その「よくわからないもの」を共有できる相手が増えることは、とても嬉しいです。 ああ、なんかちょっとわかってきたような……「乗らない理由」が無限にあって「乗る理由」が一個も無いのは、たぶん「乗らない理由」は誰もが共感できることで、「乗る理由」は自分で自分にしか伝わらないからなんだと思います。 たぶんそれは人間のどうしようもない孤独を認めた上で、「孤独であること」ということだけを頼りに一瞬だけ目線を交わすような、そういうものなのかもしれません。 なんか『レーシングラグーン』のポエムっぽくなってきたので、あまり良くないなこれ。 ぶぅーん、ぶぶぶぅーん!楽しい!バイク楽しい!ぶぅーん、ぶんぶんぶぅぅぅーん!!
by SpankPunk
| 2016-05-18 19:14
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