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☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ルール説明! ・1作品につき上限1話 ・思いつき順。順位は付けない ということでタートルターッチ! ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ・『ミュータントタートルズ』 第1話「タートルズ参上!(前編)」 2014年を通して、総合的に一番良かったのは間違いなくこの『ミュータントタートルズ』ですよ!! こんな記事書いちゃうくらいね! 『ティーンエイジ ミュータントタートルズ』が好きすぎてヤバイ ・『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』 第30話「クリス 決断の時」 クリスとキャプテン・アメリカ回……とみせかけて ヒーリングファクターの効かない大怪我をして「このまま死ぬか」「Dセキュアされてディスクの中で生きるか」の選択に対し「自由を奪われるくらいなら、死んだほうがマシ。世の中にはそういうヤツもいるのさ」と、ここまで登場した『DW:A』のヒーロー達とは違う倫理や思想の中にいるヒーロー像を提示すること……それが本作でて ・『ハピネスチャージプリキュア』 第44話「新たなる脅威!?赤いサイアーク!!」 さぁ!ここからがプリキュア煉獄編だぁ!と言わんばかりの最終エピソードの幕開け。 いままでのシリーズでどんだけボロボロになろうとも、どんだけ苦しんで泣こうとも「美しいまま」だったプリキュアたち。 しかしここでめぐみは「汚く」泣くのです!プリキュアを「汚く」描ける、プリキュアはシリーズを重ねてついにプリキュアの神性を破壊することができるようになったのです。 あまりも残酷な「プリキュア殺し」を刻んだ、この伝説的な一話を。 ・『アイカツ!』 第76話「びっくり☆フレッシュガール!」 3rdシーズンのメインキャラクター大空あかりの登場回。 いやこの「失敗する」ライブは凄いんだよ!ここまでダンスもアピールもインフレインフレしてる中で、これを突っ込んでくる気概。そして「失敗モーション(と歌)」を作るパワー! と、いうのも大事なのですが。 私はアイドルアニメのダンスやプリキュアのEDは一通り踊ることにしているのですが(そうして見えてくるもの、例えばこの記事とか、があるからなのですが まぁその踊る癖に関しては『アニバタVol.11』に寄稿したのに超詳しく書いてます)そういうことをやってるとこの大空あかりのステージで起きた失敗から見える彼女の努力の量がうかがい知れるのです! ダンスを失敗した、歌がぐちゃぐちゃになった。それを元のステップやリズムに多少強引でも戻していく。この「リカバリーができる」ことから垣間見える練習量! これは相当この『アイドル活動!』を踊りこんでいないと出来ないことなのです! 第1話「私がアイドルになっても?」でいちごが見せた「初めてのステージで完璧に踊り、スペシャルアピールまで出す」という演出でアイドルとしての才能。 それと対比するようにこの第76話では「完璧じゃない、アピールもできない」あかりが、しかしステージを最後まで踊りきるのです。 彼女の中にある「強いハート」と「弛まぬ努力」。それが見えた「バトンを受け取った」あかりの最初の最初のステージをベストに上げておきたいと思います。 ・『プリティーリズム レインボーライブ』 第50話「煌めきはあなたのそばに」 これは簡易版ならこちらか、あるいは『アニバタVol.11 特集:アイドルアニメ』のプリリズ論を読んでください! ・『プリパラ!』 第24話「さよなら、プリパラ」 trf直撃世代なわけですよ! だけじゃ全然説明にならないねw この話では「プリパラ」というアイドル活動を憎む大神田グロリア校長の過去が語られる回でした。 20年前、子供のころ「プリパラタウン」でアイドル活動をしていたグロリアはそのプリパラタウンでソウルメイトと呼べる大切な友達と出会いました。 しかし、ある冬の日にそのソウルメイトと待ち合わせの約束をしていたのですが、その約束は達成されず彼女はソウルメイトとの関係を失ってしまいます。 そのショックからプリパラや友情は、いつでも反転して人を傷つけるものになると知ったグロリアはプリパラを友情を憎むようになります。 その過去話が展開されてる中でBGMに使われていたのがtrfの1994年の楽曲『寒い冬だから...』だったのです。 https://www.youtube.com/watch?v=_WNuc7Im4V8 別にtrfが好きでもなんでもない私ですが、年齢としては直撃世代でBGMを聞きながら何となく口ずさんでしまうくらいには刷り込まれているのです。 何となく歌いながらサビに入る前の「I miss you...」の連呼が、「これはグロリアの心の声だ!」と気づいてしまったところで完全にぼうだの涙を流していました。 友情なんて人を傷つけるだけ!と言っていたグロリアは、その実ずっとずっと「あなたに会えなくて寂しい」と想い続けていたのです。ずっと20年間ずっと。 その「20年間」という長さ。それはつまり「私自身がtrfを聞いていた頃から、今日まで」という、その実際の期間を体感していることがグロリアのずっとつらい想いがどれほどのものだったのか重く重く伝わってくるのです。 もうだめ、これ書きながらも泣けてくる……。 ・『ジュエルペットハッピネス』 第51話「ちありが変身した~!」 まりえちゃんが!まりえちゃんが! 学園の人間が次々とアンハッピネスに支配されておかしくなっていく中、まだ正常なまりえがちありの背中を押すセリフ 「まりえはまりえを貫くから、ちありもちありを貫きなさいよ」 虚勢やはったりを口にして、それが間違いだと認めたくないプライドからその虚勢が「本当になる」ように踏ん張って戦う人が、私は本当にかっこいいと思うのです。 ・『ピンポン』 第10話「ヒーローなのだろうが!!」 原作の『ピンポン』がそもそも大好きなのですよ。それはまぁサブカル者として松本大洋が嫌いなわけ無い、ってわかりやすい話ではあるんですがw そのなかでも一番グッとくるシーンは後半で卓球を辞めたアクマがトイレの個室にこもるドラゴンとの会話のあとにある「すこし泣く」のところなんです。 もちろんこのアニメ版『ピンポン』でもそのシーンはとても感動的に描かれていました。 なので本当は第9話「すこし泣く」を選ぼうと思ったのですが、今回これを選ぶにあたって見返したところ、この第10話のドラゴン戦における「漫画をアニメにする」翻訳への挑戦が胸にビンビンに来たのです。 動画、というのは例えばAからBへの移動を描くとき視聴者は「AからBへの移動」を”見届けたあと”にしか「AからBへの動き」として認知できません。 そして漫画は効果線や描き方によって、一つのコマの中で「動いてる途中」が静止画なのに”時間経過を伴って”表現されます。 その「moved」と「moving」の差をもっとも感じたのが、この第10話での表現でした。 ・『スペース☆ダンディ』 第24話「次元の違う話じゃんよ」 Gree!っぽい学園ミュージカルとかスカーレットとの恋愛モノっぽいのとかダンスマン回とかロックバンド回とかで、専用EDが続いたあとでこの「次元の違う話じゃんよ」のEDが標準EDだけども「n次元へようこそ」という粋さ! 『スペース☆ダンディ』は全話見所満載ですが、一話あげるならコレ! ・『Gのレコンギスタ』 第13話「月から来た者」 正直言えば、もう『Gレコ』だけあればいいんですよ!ってぐらいには『Gレコ』本当に面白い……だからもう第何話を選ぼうともそれぞれ「ここが良い!」って理由が付けれるんです。 その中でもクリム・ニックが大好きなので、彼が輝く回……第3話の初登場で見せた「ジャベリンは、こう使う!」とか、第7話の「なんとぉー!」三連発とかも選択肢に入るのですが、やはりマスクとエレベーターで一緒になる緊張感ある場面でも大統領の(バカ)息子としてちゃんと落ち着いた姿を見せるところや、失敗したとはいえ「白旗作戦」を立案・実行する行動力とかが光ったこの回を。 しかしこの感じだと、クリム最終話で撃墜されて片眼失うとかいう展開になりそうで(「きれいな瞳さん」は死に、リアリストとして成長する描写として)怖い。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ ついでに今年のコミックス巻単位10選!! ルールは同じく ・1作品1作家につき上限1巻 ・思いつき順。順位は付けない ということでガガガッ!と ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 阿部洋一 『橙は、半透明に二度寝する』 第1巻 ついに……ついに阿部洋一先生が跳ねた!! 別冊マガジンで連載されていた『バニラスパイダー』は猛烈に面白かったものの、区切られた街で巨大怪生物を殲滅するという近いテイストを持った『進撃の巨人』の影に隠れてしまい、その後も『血潜り林檎と金魚鉢男』という傑作も何故かイマイチ目立たず。 その阿部先生が、ついにスターダムに飛び出すとしたらこの作品だよ! 不条理でありながら日常、殺伐とした百合、ファンタジーとも怪奇ともつかない不思議な物語。 最高すぎる! 山田穣 『がらくたストリート』 第3巻 アニメやマンガ、スポーツから動植物にモータースポーツなどなど様々な知識を深く提示しながら、全体的には小学生の日常を描きつつ、ちょこちょこ民俗学にも接近しながらSFもある。 完全にごった煮状態ながらポップにまとまっていて、笑えるけど落ち着く。 そんな不思議なマンガでした、めっちゃ面白い。 これと『ムシユヌン』と『田中雄一作品集 まちあわせ』の三択で悩んだが、『ムシユヌン』は続刊でどうせ選ぶことになるだろうし、ここはポップさを取りたかったのでコレで。 山田三介 『あれよ星屑』 第2巻 ゲイ雑誌ではとても有名かつ他でも質のとても高い作品を描く山田参助先生が一般誌で連載!ってだけでもう読むしかないでしょ! 『さぶ』で連載されていたものをまとめた『若さでムンムン』などは、思春期の男子が持つ欲情と同性愛の関係を否定しながら肯定し、肯定しながら否定するという絵柄のゴツさからは想像できない繊細な内容でとても面白いのです。 そもそも良質なゲイ関係が描けるのだから「ホモソーシャル」な関係や「ブロマンス」の友情関係を上手く描けないわけがない! 清家雪子 『月に吠えらんねえ』 第2巻 あ、しまった画像は1巻のだった。 近代詩の萩原朔太郎を中心に北原白秋やら室生犀星やら、短歌俳界からは高浜虚子に河東碧梧桐、種田山頭火、尾崎放哉なんかの名前が続々と出てきます。 ただそれらの人物は、その作品から受けた印象によって構築された「二次創作」的な人物像で、住む世界も詩の想像力によって世界の姿が次々と変容していく「□(=しかく=詩歌句)街」という架空の場所が設定されています。 それがねぇ、なんか多感な頃に読んだ「近代詩で読んだ風景」そのもので、気持ちが中高生の時に戻っていくのを感じてとてもとても懐かしいのに新鮮。 特に第2巻では大好きな中原中也のエピソードがでてきてたまらんのです。 柴田ヨクサル 『ハチワンダイバー』 第35巻 完結してしまった……今年連載されていた作品で一番新刊が楽しみだった作品が完結してしまった…… これって考えてみればコロコロとかのホビー漫画(ダッシュ四駆郎とか)を青年誌でやったらどうなるか?という作品だったんだろうなぁ。 やってみたら超熱くて超派手で超面白かったんだよ!! 押切蓮介 『ゆうやみ特攻隊』 第13巻 押切蓮介、という作家を語る上で重要なのは『ハイスコアガール』ではなく今年なら『ピコピコ少年』とこの『ゆうやみ特攻隊』なんですよ!その『ゆうやみ特攻隊』がついに完結! 例のあのトラブルが起きたと後に書かれたと思われるあとがきが本当に泣けるんだ…… 榎屋克優 『テキサスレディオギャング』 『日々ロック』の作者による1巻完結の話。 スクールカーストの底辺で、いじめによって殺されたシバケンとそれを「事故」として処理するカースト上位の集団。 シバケンの友人であり、しかし勇気がなくてその「事故」の偽装を告発できなかった三人の深夜ラジオ好きが復讐のために取った手段は「シバケンの作りかけていたラジオドラマを完成させる」こと…… ルサンチマンとモラトリアム、いじめられっこと深夜ラジオ、復讐とトラウマ。 単純な復讐劇ではなく、誰も救われない、でも誰もが少しだけ前を向ける、そんな終わりに『日々ロック』が続いていくなかで掬いきれなかった情念が篭っています。 衿沢世衣子 『新月を左に旋回』 「このチームで勝てねっきゃ、それはむしろ野球のルールがおかしいなだな」 とは冨樫義博レベルE』での名言ですが、この作品が連載されていた『もっと!(motto!)』という雑誌は、まさにそういう雑誌だったのです。 漫画が好きなら連載陣のリストを見ただけで「おっ!」と短い歓声を上げてしまうくらいの、絶対にどこかには反応せざるを得ない人選。まさに「このメンバーで勝てねぇんだったら、そりゃ世間のセールスの方がおかしいだっぺな」という雑誌だったのですよ! そう……「だった」のですよ…… なぜ休刊になるの!?ねぇなんで!?なんでさ!蛍どうして死んでしまうん……熱湯をかけたから? もうホント信じらんない……この世に漫画好きなんて実はいないんじゃないのか?私は妄想のお友達とお話をしているの?なんなの?マジで……なんなの……
by SpankPunk
| 2014-12-30 20:01
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