アニメ話数単位マイベストエピソード10選

ぎけんさん(@c_x)のマイベストエピソード企画参加記事です。

◆ マイベストエピソードのルール
・ 劇場版を除くすべてのアニメ作品の中から選出(配信系・OVA・18禁など)
・ 選ぶ話数は5~10個(最低5個、上限10個)
・ 1作品につき1話だけ
・ 順位はつけない

「「作品としてはベストに選ばないけど好きな話数」をコンセプト」なんだけど、どうしてもそこは合致していってしまう……のでコンセプトとはズレてるかもだけど、好き勝手やるのだー!ヒャッハー!
あともうどっかで「書いてしまったこと」も多いけど、気にしたら負けだぜ!ィイヤッフー!!

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

・『serial experiments lain』 LAYER:13「EGO」
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最終話の「画面の向こうから、こちらに話しかける玲音」こそ、私が「虚構をどう受け止めるか」という姿勢に決定的な影響を与えたのは間違いない。
虚構と現実が等価に繋がったその瞬間に、大袈裟かもしれないけど生きる希望みたいなものをこの一話から受け取った。


・『聖戦士ダンバイン』 第45話「ビヨンド・ザ・トッド」
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トッド・ギネスのハイパー化(=死亡)回
良好ではない(とはいえ富野作品ではマシな方)のショウ・ザマと母親との関係と対比されるように、マザコン的とも言えるトッドの母親を想う姿。私が本作のライバルをバーン・バニングス(黒騎士)ではなくトッドであると考えるのは、その部分が大きいです。
そして自称「(アメリカ)東部の落ちこぼれ」であるトッドにとって、自分の力で武勲を挙げてのし上がれるかもしれない可能性は、死の間際の「いい夢を見させてもらったぜ……」というセリフに集約されており、その抑圧された彼の人生を思わせるものでもある。


・『機動戦士Vガンダム』 第50話「憎しみが呼ぶ対決」
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「勝った者をあたしが全身全霊をかけて愛してあげるよ。うふっふふっ、あははははは、ふふふ、あははははは……!」
戦争を終わらせるためには、戦わなければならない。しかし戦いは人を狂気に導く。
だからもっとも争いを止めさせようとする者こそ、最前線で戦い狂っていく。
目の前の戦争に対して、それを止めたいと願い、それゆえに戦うことを選んでしまったカテジナは、真摯だからこそ狂うことしかできなかった。それでも意志を保ったまま強く戦い続けた彼女は、私の憧れです。


・『ジュエルペットサンシャイン』 第46話「禁断の恋でイェイッ!」
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自ら恋の終わりを選んだ花音さま。
しかしその背中を昇りはじめた朝日が照らし、これから先の道を煌々と光り輝かせている。
めちゃくちゃ強烈なギャグ作品であった『JPS』が、ここで正に「太陽の光(サンシャイン)」を重要な要素として出してくる展開に震えた。


・『ガッチャマンクラウズ』 #11「Gamification」
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前述した『lain』では、世間に普及しはじめたばかりのインターネットは「無限の可能性を秘めたもの」でありながら「世界の外からやってきた不気味な物」として描かれていた。それから約20年、『ガチャクラ』ではインターネットが「誰もが使う気安いもの」でありながら「制御できない可能性を含んだ厄介なもの」として描かれている。
その20年間にあった私たちの認識の変化は、不完全だし不十分だけれども、それでも確かに「世界をアップデート」したと思えた。
そしてまだ残されたGamificationという「新しい世界へのアップデート」という希望は、『lain』で世界から切り離すことしかできなかった少女を、ようやく迎え入れることができるようになった「20年後の私たち」として非常に喜ばしいものだった。
(詳しくは『あのすぱらしい愛をもう一度:すぱんくtheはにーアーカイブ2012~2013年』収録「もう私たちは玲音を失わない――『ガッチャマン/クラウズ』から『ガッチャマン-クラウズ』へ」に書きましたのでそちらをよろしくおねがいします)


・『プリティーリズム・ディアマイフューチャー』 第27話「新チームでシャル ウィ ダンス?」
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アイドルアニメのライブ/ダンスシーンの表現において、『プリリズDMF』の「発光するグローブ」は一つの到達点です。手の軌道を光のラインとして残す演出は、ダンスの華やかさを描きながら同時に「踊ってみたい」と思った女児へ向けての「振り付けのガイド」としての役目も果たす、すばらしい発想だ(その手の軌道を光らせる、というのが『プリパラ』ではなく『アイカツスターズ』で一部使われるようになったのも面白い変化、『プリパラ』はその代わりに「サイリウムチェンジ」によって「光ることの意味」にもう一歩踏み込んだ)。
特に照明がオフの状態から始まる「Mirage JET」の振り付けは、その「発光するグローブ」の良さが完璧に描かれていた。
(詳しくは「『プリティーリズムディアマイフューチャー』チームシャッフル編のダンス考察」『あのすぱらしい愛はもう二度と……: すぱんくtheはにー2014年アーカイブス』収録「溢れよ我が光、とあなたは言った――駆け寄り投げ掛けるプリズムの輝き、あるいはそのキラキランウェイ☆」に書きましたのでそちらもよろしくおねがいします)


・『ハートキャッチプリキュア』 第3話「2人目のプリキュアはやる気まんまんです!」
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もうね、来海えりかの変身時に見せた「ニッ」って顔に全部やられた。全部やられてしまった。


・『ハピネスチャージプリキュア』 第49話「愛は永遠に輝く!みんな幸せハピネス!」
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プリキュアが(あるいは古今東西のありとあらゆるヒーローヒロインが)直面する限界、「自分たちの知り得ない不幸を救えない」という問題を突破するたった一つの方法。それが白雪ひめ/キュアプリンセスの見せた「愛の結晶を"適当"に投げる」という行為なのだ。
目的を目標を持って投げるのでは無く、適当に闇雲に投げるからこそ「自分の知らない誰か」を救う可能性を生むことができる、そんな「たった一つの冴えないやり方」だけが正義の限界を突破することができるのである。
(詳しくは『アニバタ Vol.12 [特集]プリキュア』「プロバビリティ・ラブリーズ――プリキュア/リローデッド」に……って何回目だよこれ)


・『ヤダモン』 第169話「タイモン…!」
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魔女の女王の娘であり最後の魔女であるヤダモン。滅びに向かう魔女を救うため、魔女を闇へと進化させようとするキラ。
一度封印された後に、ヤダモンと同じ姿で復活したキラを前にして「マリアの作ったドーナツと、私が魔法で出したマリアのドーナツ。どっちが本物?」と、ずっと一緒に過ごしてきたジャンに尋ねるヤダモン。
滅ぶことを諦めていた女王に対して、生き延びようとしたキラは決して否定はされず、それでもヤダモンの見せた「新しい未来」に希望を見い出す魔女たち。
他人の姿を借りてしまったキラの願いは「本物ではなくなってしまった」からこそ、失敗してしまった。例え正しい目的であっても、手段を間違えばそれは不幸しか生まないことを、そして手段を間違えないためには「真実であり続けること」が重要だと説く。
それは誰一人信じなくても「わたし魔女だもん!」と言い続けたヤダモンの姿として、第1話から途切れることなく続いているものだ、ということを第1話とこの第169話にだけ行われる「ジャンと空を飛ぶ」で改めて思い起こさせる構成も素晴らしい。
(ちなみに第168話の戦闘シーンはめっちゃくちゃかっこいいので、そっちも良い)


・『ハイスクール!奇面組』 第31話「クラス対抗 ピチピチチャップン水泳大会」
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水上ワープに、作者登場、そして筋肉大移動!と『ハイスクール!奇面組』の魅力が詰まった1話。筋肉大移動は原作もいいけど、アニメの画面で一層映える技だよね……ギャグアニメは大事、こういうとき語られ難いからこそ、大事。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

以上10選。
なんか自分の「どの年代がすっぽり抜けてる」かが如実にわかるなぁ……

あとこういうのって書き終わってから「ああ!あれもあった!うわあ!これも忘れてた!」って悶えるよね。ていうか悶えてる。
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# by SpankPunk | 2016-08-30 16:17 | アニメ | Trackback | Comments(0)

2016年夏コミ告知!!

【簡易まとめ】
3日目
東ポ15b アニメクリティーク刊行会
・『アニメクリティーク vol.4.5 ガールズ&パンツァー総特集』
東ポ13b landscape plus
・『PRANK! Vol.3 Side-A 水島精二評論集』
東ポ14b アニメ・マンガ評論刊行会
・『アニバタ Vol.15  特集:ラブライブ!』
【簡易まとめ】

ああああ完全に忘れてたっていうか8月早い早いよスレッガーさん!
ということで夏コミ告知ですっていうか、今からブースとかを調べるんだから本当どうしようもなくなくなくなくなくなくない?

『アニメクリティーク vol.4.5 ガールズ&パンツァー総特集』
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http://nag-nay.hatenablog.com/entry/2015/12/28/023915
・3日目 東ポ15b アニメクリティーク刊行会

『傷ついたのは誰の体?——延長された身体と、その消失。あるいはバイクに乗れ!バイクに!』

『ばくおん!』を見てバイクに乗れ!!
じゃなかった!いや、じゃないことないことはないんだけど、そうじゃなくて。

『アニメクリティークVol.4』では、「描かれるものが綿密になればなるほど、むしろ「虚構性」が強調されてしまう状況」を「自然主義フィクショナリズム」と名付け、その上でそれをどう乗り越えていくのか?虚構の存在をどう「現実にあるように」書き換えていくか?という問題を追いました。

本論ではて『ばくおん!』で見られた「バイクでコケること/バイクに付く傷」を入り口に、乗り物や装飾品などが「身体の延長」として機能することによって「バイクが(あるいは戦車が)傷つくこと」によって、『Vol.4』で提示した問題を乗り越えられる可能性を考察しました。

そしてこれを読んだ君は、きっとバイクに乗る。


『PRANK! Vol.3 Side-A 水島精二評論集』
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http://wataruumino.hatenablog.jp/entry/2016/07/23/043151
・3日目 東ポ13b Land scape plus

『死なないアイドルの殺しかた――自然主義的フィクショナリズムと繋がる生命の行方』

死に損なった大空あかりは、私が殺してやらなくちゃあならないんだ!!
不思議だと思いませんか?『アイカツ!』にはあれだけ「元アイドル」が登場するのに、一度も「いまここでアイドルを辞める瞬間」が描かれないことを。

「アイドルは、やめらんない!」
という言葉は、祝福にも呪詛にもなることを私たちはもう知ってしまっている。だから私たちはどこかで「終わり」を見つけてあげなければならない。

今年の映画『仮面ライダー1号』で、本郷猛は45年間ずっと悪と戦い続けていることが語られた。死してなお戦うために"蘇えさせられてしまう"正義。だから私たちはどこかで「終わり」を見つけてあげなければならない。

その可能性を「果てが無い」と言いながらも完結している物語として、ミヒャエル・エンデの『果てしない物語』から読み取り、考察していく論考となっています。

だから殺さなくてはならない。アイドルを。ライダーを。


『アニバタ Vol.15  特集:ラブライブ!』
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http://www.hyoron.org/anibata15
・3日目 東ポ14b アニメマンガ評論刊行会

『「みんな」が神を殺すとき――信仰の作用、あるいは神罰について』

「信じるものは、救われる」ということは「救われなかったものは、信じていなかった」ということだ。
『ラブライブ!』で言われる「みんな」の範囲は、一貫性を持たない。だがしかし彼女(たち)は「みんな」と強固に主張する。

世界全体を見回せない「盲目の神」にとってみれば、自分へ向かって積極的に届く祈りだけが「世界の全て」
であり、そして同時に「世界全てが自分の信徒」である。つまり盲目の神の主観にとって「みんな」とは「みんな」である。
そして信仰ある限り神は死なない。死ねない。

と、いう話です。
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# by SpankPunk | 2016-08-11 21:51 | 告知 | Trackback | Comments(0)

ツイキャスで喋った好きなマンガ100作品

好きなマンガを大体好きな順に100作品。
でも正直順位なんか日によってコロコロ変わるし、結構突貫で100並べたので絶対に忘れてるのあるから、とりあえず暫定じゃん?ということで、一つ大目に見ていただければ……

01 柴田ヨクサル 『ハチワンダイバー』
02 山口貴由 『覚悟のススメ』
03 衛藤ヒロユキ 『魔法陣グルグル』
04 吉田戦車 『伝染るんです。』
05 荒木飛呂彦 『ジョジョの奇妙な冒険』
06 日本橋ヨヲコ 『極東学園天国』
07 SABE 『地獄組の女』
08 安田弘之 『ちひろ』
09 押切蓮介 『ミスミソウ』
10 根本敬 『生きる2010』
11 冨樫義博 『レベルE』
12 吉田戦車 『はまり道』
13 山野一 『四丁目の夕焼け』
14 柴田ヨクサル 『エアマスター』
15 衛藤ヒロユキ 『がじぇっと』
16 サガノヘルマー 『BLACK BRAIN』
17 杉元伶一/加藤伸吉 『国民クイズ』
18 SABE 『ビューティフルマネー』
19 ながいけん 『第三世界の長井』
20 島本和彦 『吼えよペン』
21 日本橋ヨヲコ 『G戦場ヘブンズドア』
22 うすた京介 『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!マサルさん』
23 吾妻ひでお 『失踪日記』
24 TAGRO 『マフィアとルアー』
25 押切蓮介 『でろでろ』
26 青山景 『ピコーン!』
27 林田球 『ドロヘドロ』
28 松本大洋 『ピンポン』
29 吾妻ひでお 『不条理日記』
30 宮崎夏次系 『夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない』
31 TAGRO 『MAXI』
32 ロクニシコージ 『こぐまレンサ』
33 山本直樹 『レッド』
34 衛藤ヒロユキ 『衛星ウサギテレビ』
35 福満しげゆき 『生活』
36 ゴージャス宝田 『キャノン先生トバしすぎ!』
37 川原泉 『ブレーメンⅡ』
38 吾妻ひでお 『失踪日記2』
39 上野顕太郎 『さよならもいわずに』
40 久住昌之/谷口ジロー 『孤独のグルメ』
41 戸塚たくす 『ゼクレアトル』
42 衿沢世衣子 『シンプルノットローファー』
43 金城宗幸/荒木光 『僕たちがやりました』
44 榎本俊二 『GOLDEN LUCKY』
45 佐木飛朗斗/桑原真也 『R-16』
46 榎屋克優 『日々ロック』
47 山野一 『どぶさらい劇場』
48 TAGRO 『DON'T TRUST OVER 30』
49 冨樫義博 『幽遊白書』
50 山口貴由 『エクゾスカル零』
51 徳弘正也 『狂四郎2030』
52 古谷実 『ヒメノア~ル』
53 山田穣 『がらくたストリート』
54 平方イコルスン 『成程』
55 施川ユウキ 『がんばれ!酢めし疑獄』
56 倉島圭 『24のひとみ』
57 佐木飛朗斗/所十三 『疾風伝説 特攻の拓』
58 木多康昭 『平成義民伝説 代表人』
59 能條純一 『月下の棋士』
60 東本昌平 『キリン』
61 安達哲 『さくらの唄』
62 岩明均 『寄生獣』
63 山本英夫 『殺し屋1』
64 ホイチョイ・プロダクションズ『きまぐれコンセプト』+秋月りす『OL進化論』
65 宮崎夏次系 『僕は問題ありません』
66 衛藤ヒロユキ 『舞踏伝キタキタ』
67 花沢健吾 『ボーイズ・オン・ザ・ラン』
68 浅尾いにお 『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』
69 施川ユウキ 『オンノジ』
70 尾玉なみえ 『少年エスパーねじめ』
71 相原コージ 『何がオモロいの?』
72 柴田ヨクサル 『谷仮面』
73 古屋兎丸 『Garden』
74 村崎百郎/森園みるく 『メランコリア』
75 山田花子 『神の悪フザケ』
76 長尾謙一郎 『ギャラクシー銀座』
77 清野とおる 『青春ヒヒヒ』
78 ピエール瀧/漫$画太郎 『樹海少年ZOO1』
79 押切蓮介 『ゆうやみ特攻隊』
80 押見修造 『惡の華』
81 ONE 『モブサイコ100』
82 岡田索雲 『鬼死ね』
83 佐々木昇平 『革命戦士 犬童貞男』
84 山下ユタカ 『暴虐外道無法地帯ガガガガ』
85 トウテムポール 『或るアホウの一生』
86 見ル野栄司 『東京フローチャート』
87 今日マチ子 『5つ数えれば君の夢』
88 位置原光Z 『お尻触りたがる人なんなの?』
89 清家雪子 『月に吠えらんねぇ』
90 うすた京介 『武士沢レシーブ』
91 とよ田みのる 『友達100人できるかな』
92 ハトポポコ 『平成生まれ』
93 樫木祐人 『ハクメイとミコチ』
94 丹羽庭 『トクサツガガガ』
95 こうの史代 『この世界の片隅に』
96 福本伸行 『無頼伝 涯』
97 オイスター 『悪徳乃榮』
98 阿部洋一 『橙は、半透明に二度寝する』
99 額縁あいこ 『きょーだん』
100 よるのなおこ作品(単行本未刊行)
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# by SpankPunk | 2016-06-09 22:24 | 漫画 | Trackback | Comments(0)

SR400のステップを交換してみた

10年以上バイクに乗ってはいるんですけど、ほとんど自分の手でいじったこと無いんですよ。
というのもずっと乗ってたバイクが、既にある程度カスタム済みの中古車だったので触る必要が無かったのです。というか日常点検もまともにしてなかったのに大きなトラブルも無くて……なんだろう、愛が伝わっていたからかな!オカルト整備!

しかしその愛車もいい加減限界がきていたので、今年新しいものに乗り換えたのですが、それの調子があまりよろしくないのと、ほぼノーマルの状態だったので「むしろこれはバイクのいじり方を覚えるチャンス!」とポジティブに受け止めることにしました。全然泣いてないです、楽しい!バイクいじるの楽しい!

ということで、まずは簡単なものから覚えていこう。簡単=失敗しても致命的じゃない、というのが大事。
たとえばいきなりキャブレターとかに手を出した結果「カスタムも出来ず、元のパーツにも戻せず、にっちもさっちもいかなくなる」という事態が起きる可能性は、今の自分のスキルだと結構高い。ので安全な部分から触っていくことで段々とステップアップしていこうという目論見です。

ということで今回は「ステップの交換(バックステップへの変更)」から!

なんでステップを交換するのか?
私の乗ってるヤマハSR400は生産時期の違いでざっくりと1型(1978~84)2型(~01年)3型(~08年)4型(現行モデル)と分かれるのですが、私が元々乗っていたのが2型で今回乗り換えたのが3型に相当します。
で、この2型と3型はステップの位置、つまり「足を乗っけるところ」が違います。2型はちょっと後ろ寄りの「バックステップ」3型は「フォワードステップ」と一般的に言われたりする位置になってます(1型および4型もフォワードステップなのと、他の車種でスポーツタイプでないものはこの位置にステップがあることが多いので、たぶんこっちが標準的)。

正直ノーマルのSR400ではどっちにしたところ大きくは変わらないのですが、バックステップだと1点だけ面倒なのがエンジンをかける際にステップを畳まなくていけなくなります。つまり手間が増える。
わざわざ手間が増えるバックステップに交換する意味あるの?と聞かれれば、こう答えるしかない
「ないねぇ……」

それでも交換するのは、ずっと2型に乗っていたせいでバックステップの位置を体が完全に覚えてしまっていて、油断してると時々足を踏み外すから……といのが20%くらい。あとの80%は「そっちのほうがカッチョイイから!」。
来いよベネット!利便性なんか捨ててかかって来い!

うるせー!便利な乗り物が欲しかったらクルマ買ってんだよ!

あと最終目標としては「カフェレーサー風」にしたいので、その第一歩だということで。


ということで
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10インチレンチ並べ忘れてた。あとなんだか穏やかじゃないものがありますけど、これは
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がハンマーになっています。

言っても私は非力なので、まともに止めてあるナットを腕力では外せません。なのでレンチを当てたらこのハンマー部分でガッツンガッツンブッ叩くことでナットを緩めていきます(ついでに最後の増し締めも、これで締める方向にガシガシブッ叩いてやることにします)。

さてステップは左右あるのですが、まずは右側から!右側はステップとそれに合わせてリアブレーキのペダルを交換しなければなりません。
先にも述べたように「致命的じゃない部分」からいじっていく……と考えたら「いやいやどう考えてもブレーキ大事でしょ?」ってなるところですが、バイクのブレーキは《右手:フロントブレーキ》《右足:リアブレーキ》なので、ここが何かぐちゃぐっちゃになってしまっても最悪フロントブレーキが生き残ります。そしてフロントブレーキさえあればバイク屋までは行けるので、本当にどうしようも無くなったら泣きつけることができる!つまり致命的じゃない!
一方で左側はシフトペダルがあるので、ここがダメだと「シフトチェンジできない→バイク動かない」なので即死!となってしまうので、右側からやっていきます。
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というか今調べたら本当はロッド部分も交換しないといけないみたいだったけど、普通に動いたのでとりあえず保留。
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写真を撮る位置を揃えるとか、そういう発想はまったく無かったよね。

続いて左側
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フォワードステップ時はシンプルなシフトペダルだけど、バックステップになるとなんかゴチャゴチャした感じになってよくわからんぞコレぇ……と4、5回付け直してようやく正解を見つけました。
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だから位置さ。

ということでリアブレーキのロッドは手付かずですが、何とか交換できました。
次はマフラーをキャプトンにする予定!

**************************

上の方で「便利な乗り物が欲しかったらクルマ買ってんだよ!」と言ってますけど、確かにバイクは不便です。

こっから先は私の完全な妄想なので、「いやそんなことないよ!」と思っても「ああ事故で頭を強く打ったんだな」とか思っていてくれると嬉しいのですが

今クールになってから「『ばくおん!』を見てバイクに乗ろう」とか時々ツイートしてますが、たぶん「『ばくおん!』を見てバイクに乗ろうと思いました」って人はほぼゼロだと思います。ていうか人は普通バイクに乗らない。
『ばくおん!』がどうとか以前に、バイカーがどれだけ「バイクに乗ろうぜ」と誘ったところで、バイクに乗り始める人はほぼ皆無です。

なぜならバイクには「乗る理由」というものがそもそも存在しないからです。
暑いし寒いし濡れるし五月蝿いし虫とかとガンガンブチ当たるし頑張っても2人しか乗れないし不安定だし不安定なくせに事故ったときのダメージはデカイし周囲の眼は未だに厳しいし、冷静に考えれば考えるほど「乗らない理由」は無限に思い浮かんでも「乗る理由」なんて一個も無いのです。

よく言われます「自転車でいいじゃん」「クルマでいいじゃん」。そうですバイクできることは他のもっと安全な方法で代わりがききます(いや実は私は、バイクに乗れるのですが自転車に乗れないので「自転車は無理!!!!」なのですがw)。
だったらなぜ私はバイクに乗るのか。

そんなことはこっちが聞きてぇよ、バカ野郎!!
なんで私はバイクになんて乗ってるんだ?

たった一つだけ解るのは、「バイクに乗るのは楽しい」ということだけです。楽しいんです、楽しい理由なんかよくわかりません。ただ毎日キックしてエンジンをかけてギアを1速に入れてアクセルを回してクラッチを放すたびに、「楽しい」と感じるんです。
大学を卒業できたのは通学のバイクが楽しかったから、毎日憂鬱な仕事に行けるのも通勤のバイクが楽しいから、休みの日に出不精の自分が玄関から出れるのはバイクに乗りたいから。もうなんか覚醒剤と変わらない気がしてきた……。
でも少なくとも覚醒剤よりは合法!安全性も僅差で勝利!

だからバイクに乗ろうぜ!

と、言ってみたところでたぶん「よしじゃあバイク乗ってみようかな!」と思う人は、やっぱりゼロだと思います。

ただバイカーはたぶん「でも絶対乗らないでしょ?」と思ってるから、安易に「バイクに乗ろうぜ」と言っているのだと思います(少なくとも自分はそう)。
なぜならバイクに乗ると死にます。死ぬ確立が跳ね上がります。だから「乗らない理由」が無限にあることを知ってる私は「でも絶対乗らないでしょ?」と思って安心して「バイクに乗ろうぜ」と言っています。

だからいざ「よぉし、じゃあ免許取るわ!」とか言われると滅茶苦茶に狼狽えますw
だって「バイクに乗ろうぜ」って言えるような相手に、しかもそれで「じゃあ乗る!」ってなってくれる相手に、死んで欲しくはないからです。「えっ、おっ、マジか!!………………え?マジで?」みたいなリアクションになる、ていうかなりました。

そしてそれはとても嬉しいことです。バイクに乗る目的なんて自分でもわからないけど、その「よくわからないもの」を共有できる相手が増えることは、とても嬉しいです。

ああ、なんかちょっとわかってきたような……「乗らない理由」が無限にあって「乗る理由」が一個も無いのは、たぶん「乗らない理由」は誰もが共感できることで、「乗る理由」は自分で自分にしか伝わらないからなんだと思います。
たぶんそれは人間のどうしようもない孤独を認めた上で、「孤独であること」ということだけを頼りに一瞬だけ目線を交わすような、そういうものなのかもしれません。



なんか『レーシングラグーン』のポエムっぽくなってきたので、あまり良くないなこれ。

ぶぅーん、ぶぶぶぅーん!楽しい!バイク楽しい!ぶぅーん、ぶんぶんぶぅぅぅーん!!
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# by SpankPunk | 2016-05-18 19:14 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

5/1 第二十二回文学フリマ東京 の告知!

5/1(日)「第二十二回文学フリマ東京」で頒布されるものの告知です!

『アニメクリティーク vol.1.5 岡田麿里2012−2016/〈時〉をかけるアニメ 特集号』

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【ブース:チ-32】

『離散する孤児たち(オルフェンズ)』

「孤児(Orphan)」という言葉をキーに、『鉄血のオルフェンズ』で描かれた「二つの孤児の意味(親を失った子供/対となる存在を失った者)」から、同じく岡田麿里脚本参加作品の『かいけつゾロリ うちゅうの勇者たち』に登場する「怪獣という孤児」、そして『かいけつゾロリ』に隠されたもう一人の「孤児」の存在を読み解いています。

『オルフェンズ』の孤児と『かいけつゾロリ』の孤児の間にある決定的な違いから、悲劇を避け未来を指向する「離散する/旅に出る」ことの重要性を考察しています。

過去に『アニメクリティーク』のVol.1/Vol.3/Vol.4での論考を一部参照しつつ、単独でも『オルフェンズ』『ゾロリ』論としていいものが出来上がったと思いますので、よろしくお願いします。

また同じ『オルフェンズ』をテーマとしたtacker10さんの論考へのコメントも一緒に掲載されています(たっかーさんから私のへのコメントもあり)ので、そこらへんを比較しながら立体的な読解もできると思いますので、たぶん結構かなり面白いと思うよ!マジで!
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# by SpankPunk | 2016-04-26 19:05 | 告知 | Trackback | Comments(0)